円陣状に並んだ直立巨石とそれを囲む土塁からなり有名な先史時代の遺跡。この直立巨石が紀元前2500年から紀元前2000年の間に立てられたと考えている。しかしそれを囲む土塁と堀は紀元前3100年頃まで遡るという。
馬蹄形に配置された高さ7mほどの巨大な門の形の組石（トリリトン）5組を中心に、直径約100mの円形に高さ4-5mの30個の立石（メンヒル）が配置されている。夏至の日に、ヒール・ストーンと呼ばれる高さ6mの玄武岩と、中心にある祭壇石を結ぶ直線上に太陽が昇ることから、設計者には天文学の高い知識があったのではないかと考えられている。また、当時としては高度な技術が使われており、倒れないよう安定させるため石と石の間には凹凸がある。
どこから運ばれたものか、誰がいつ建造したのか、何のためか。各種の説があるらしいし真偽も不明の部分が多い謎の建造物だ。ただ、一時期のものでなく長年に亘って追加や修復されてきたと思う。近寄れないのが残念だ。ストーンヘンジに関する書物も多くて読みだしたら進まないので写真の掲示のみにする。
シャトルバス待ちや、逸れてしまった煩いオジサン連中を探すなどで１時間２０分ほどの滞在になったが、ここからロンドンまで２時間半走ることになる。ロンドン近くになると渋滞が各所であり、広い道路ながら一方通行箇所が多くて、見えていてもぐるりと回ったりと大変だ。同じ場所を何回か走っていると思う場合もあった。
ロンドン市街の渋滞はやはり凄いものだ、ホテルが郊外にあるので中心部を抜けるのになおのこと時間がかかる。今回のロンドンのホテルは中心地から離れているので不便で、自由行動組にタクシー負担をしたり、バスの送迎をしたりで添乗員さんは大変苦労されていた。
これが、恩恵を受けない者には不満になるのだから、人間のエゴと欲はキリがないと思うが黙っていた。
夕食は中華で結構おしいく食べれた。その後はホテルにチェックインし、郊外なので近くに大きいスーパーがあり覗きに行った。
6:30～7:00 朝食 ﾊﾟﾝ､ﾐﾙｸ､ﾄﾏﾄｼﾞｭｰｽ､ﾏｯｼｭﾙｰﾑﾄﾏﾄ､ﾎﾟﾃﾄﾌﾗｲｿｰｾｰｼﾞ､
7:00～7:30散策、9:00発、9:40～9:50 ﾊﾞｰｽ ﾛｲﾔﾙｸﾚｯｾﾝﾄ、
10:10～11:55 ﾊﾞｰｽ大聖堂、散策、
12:10～13:05 昼食 ﾏｯｼｭﾙｰﾑﾌﾗｲﾎﾟﾃﾄﾚﾀｽ､ｻｶﾅﾌﾗｲﾌﾗｲﾄﾞﾎﾟﾃﾄｱｯﾒ､ｱｼｽ、ﾁｮｺ､ﾋﾞｰﾙ
13:15発、14:30～15:50 ｽt-ﾝﾍﾝｼﾞ、
18:20～19:10 夕食 中華 ﾊｸｻｲｲﾀﾒ､ﾏｰﾎﾞｰﾄｰﾌ､ﾔｻｲｽｰﾌﾟ､ﾌﾞﾀﾔｻｲﾆｺﾐ
ﾄｰﾌﾆｺﾐ､ﾊｯﾎﾟｲｻｲ､1､ﾋﾞｰﾙ
19:10～19:30 ﾊﾞｽ待ち、
20:40 ﾎﾃﾙ ﾛﾝﾄﾞﾝ ﾎﾘﾃﾞｨｲﾝｴｷｽﾌﾟﾚｽ ｼﾝﾌｫｰﾄﾞ
8日目、旅も終盤になりバースからロンドンに向かう日になった。昨日は雨であまり景色は望めなかったが、この日は晴れてくれていい風景が期待できる。
宿泊したプリストルでは出発が1時間ほどいつもより遅いのでゆっくりできる。でも、ホテル周辺は郊外なのかあまり見るところもない。ビジネスパークと看板があったので会社関係の建物ばかりのようだ。だから朝早くは何も開店していないし、スーパーや商店は見かけない。喫茶店くらいだ。30分ほどの散策で切り上げる。
ホテルを出発して４０分程度でバースの観光で、ロイヤル・クレッセンントを見る。但し、離れた場所から横に長い建物を眺めるだけ１０分もいなかったか。現在でもホテルや集合住宅として使われており人が住んでいる。一番端の1号室は博物館として一般に開放され、18世紀の生活を知ることができる。という。
ロイヤル・クレッセンントは三日月型に湾曲した形状をもつ建物で、18世紀に建築家ジョン＝ウッドによりパラディオ様式の集合住宅として建造された。ローマ浴場、バース修道院とともに、1987年に「バース市街」の名称で世界遺産（文化遺産）に登録された。というので来たようだが。
バースは、イングランド西部、サマセットにある単一自治体のバース・アンド・ノース・イースト・サマセット内の都市である。何かややこしくて理解できないが。ここは2世紀頃に、ローマの支配下で温泉の街として発展した。バースの温泉はさまざまな病気に効用があると言われる。ローマ支配末期には、バースを取り囲むように城壁が建築され、ローマ撤退後は一時廃れ、ローマ様式の浴場も破壊されたが、温泉の利用は続いたようだ。
エリザベス1世の時代に温泉地として復活する、18世紀のジョージ王朝と呼ばれる時代になって、ロンドンの貴族や富裕な階層の保養地として大規模に再開発され、近隣の土地から産出した石灰岩による多くの美しい建物群が建造された。1942年4月、ドイツ空軍の爆撃によりいくつもの由緒ある建物が破壊されたが、その後すべて再建されている。
"Bath"という町の名前を英語の"bath"という語の語源とする説があるが、正しくは風呂を意味するゲルマン古語からその名がつけられた。ここがバース（風呂）の語源ではないらしい。ガイドブックにはそう書いてあるものもありどうなのか？
バースの中心街にある大聖堂にきて、この裏手の広場で説明後解散し自由行動になる。この前にローマン・バスがある、古代ローマ人の一大保養地として栄えた大浴場跡が、19世紀末の発見によって再び日の目を見ることとなり、今は博物館として保存されていでる。映画「テルマエ・ロマエ」のモデルらしいが、映画を見ていないので内容は知らない。
入り口には多勢の観光客の群れがありここへの入場は止めて、大聖堂の塔に上る方を選んで大聖堂に入るが、上がれる時間は制限されていて、次は１１時までダメであり失敗だった。しかも裏のショップ店でチケット販売があって、大聖堂内部には入らなくて良かったのだ。添乗員さんはローマン・バスの方に行ってしまったらしい。