暑い日になったが、思い立って写真題材を求めて神戸方面にでかけた。三宮からポートライナーで京コンピュータ前で下車する。神戸空港のひとつ手前だった。降りてすぐの所に小屋の入り口のような建物があった。これが神戸花鳥園の入り口なのだ。外見と異なり中に入ると広い園になっていた。

　2006年に開園したそうで、花と鳥とのふれあいを基本とした全天候型テーマパーク。多数の展示植物が配置された温室や鳥の放し飼いをしている。直接触れあったり餌を与えたりすることができるので子どもには楽しい場所だろう。フクロウ類、カモ類、キジ類、オオハシ類にケープペンギンや、ベゴニア類、フクシア類、熱帯産スイレン池などある。

　入り口は電車からの北ゲートと駐車場のある南ゲートの2ケ所あり、両方のロビーには上から花が下がっていて見渡せていいが、下は椅子がたくさんあって、イベントの場所でもある。南はレストランや売店もあった。家族連れで半日楽しむ場所になると感じた。　

　北ロビーから中庭池を抜けて南ロビーまで来て、横のあるスイレン池に回る。ロビーはエアコンがあって涼しい。これは花のためなのだろう。スイレン池は蒸し暑いのであまり人もいない。各種のスイレンが咲いていて、ひとつづつ見ていきたいが、暑さには勝てずに早めに歩くことになってしまう。

　熱帯性のスイレンが一年中咲いているそうで、暑いのはとうぜんなのだ。また、ここで交配により新種もできていて名前は一般から公募することもあるらしい。しかし、名前を見ても覚えられる訳でもないし、きれいだなあで通過してしまう。