桂林１

１．関空から広州へ

　　12:20関空着、12:40全員揃、受付、12:50～13:30ﾁｪｯｸｲﾝ、

　　13:40～14:00 昼食、ﾔｷﾒｼ､ｽｰﾌﾟ､生中

　　14:20出国、買物、14:40搭乗、15:00中国南方航空CZ390離陸

　　　　　　　（－１時間）

　　15:40～16:20　ｿﾊﾞ､野菜煮物肉、ﾗｲｽ､ｶﾝﾋﾞｰﾙ、

　　17:45中国広州空港着、入国検査～荷物受け取り～荷物検査、　

　　18:30集合待ち、19:00頃空港発、20:20清遠ホテル着　

　　20:30～21:15夕食　ﾔｻｲ､ｻｶﾅ､他、ﾋﾞｰﾙ

　　23:50 就寝。

　　　　　嘉華大酒店　（JAWA HOTEL）

晴れ、曇り雨

いいお天気だ。今日から中国桂林方面へ６日間の旅行。朝から、何度も荷物を確認して追加もいくつかあったが、準備を終えるとすることがない。することはたくさんあるが手につかないという状況だ。早めに準備できているが、何か忘れ物があるようで気になった。後で、気づくがガムやのど飴、ツマミ類に、途中で時計の鎖が外れてしまったので時計の予備が有った方がよかった。

予定より早く関空に着いた。受付近くで待っていると、次々と同行の人が来る。今回一緒に行く４人全員揃ったので受付で手続きする。簡単な説明を受けて航空会社の受付へ、中国南方航空で、南の一番端の方になる。近くまで行くと長い列で受付開始を待っているようだ。２時間前から荷物検査、搭乗券渡しが始まるので待ち行列になったようだ。

荷物検査も途中で止めたりして、カウンターが混まないようにしている。カウンターの処理が凄く時間がかかる。チェックが厳しくなっているのかやたらと遅いのだ。通常は２０分もあれば充分なのに４０分以上かかった。昼食がまだということで、３階のレストラン街に降りて、簡単な食事をする。早めに終えて電池やＳＤカードを買う人に付き合う。量販店で買えば相当安くなると思うのだが。

ようやく出国検査をして免税店で焼酎２本と煙草を買う。煙草は吸うのは一人だけ、こちらはお土産用にするつもりだ。搭乗口まで行ってﾄｲﾚに行っている間に３人がいなくなる。のど飴やツマミなど買いに行っていたらしい。搭乗開始は始まっており、先に行ったか調べてもらったがまだのようでちょっと困った。

やっと揃って機内に、ほぼ満員でツアー客ばかり、中国人のツアー帰りと思われる組も多いようだ。ほぼ定刻に移動開始し、話しをしている間に離陸する。中ほどに４人並んでいるので話しをするか、寝ているかだ。水平飛行に移ってしばらくして、簡単な昼食がでる。これだったら食べてこなければ良かったと後悔する。半分くらいで食べられなくなった。

食事後は、少し居眠りしていると徐徐に降下する、モニター画面で飛行状態が見られるので安心だが。時々揺れが大きくてヒヤっとすることもある。時差は１時間戻る、１５分遅れで着陸。まあ定刻と思っていいだろう。健康診査、入国審査を経て、荷物を受け取り荷物審査で外に出る。多勢の人がいてﾄﾗﾋﾟｯｸｽの旗を目印に集まる。

しかし、集まりが悪くて中々人数が揃わない、後２人になっても中々来ない。現地ガイドはあちこち探し回るが見つからない。連れの人がいるようで、その人も一緒に探す。２０分もたったか、ようやく２人がでてきた。後で聞くと入国カードが中国語欄に記入していて、書き直しさせられていたようだ。あまり海外にきていないので要領も解らずに困ったことだろう。探していた人は妹さんだった。

揃ったところで、バスまで歩く、これもエスカレータで上ったり降りたりと複雑、飛行機を降りてからも随分歩いた、新装なった広州空港は凄く広いのでその分移動も大変なのだ。バスに巡り合えて乗る。中型でやや小さい、これで長距離を走るのかとやや不満だった。が、この後それが当ってしまうのだ。

今回は２５名で、ガイドは黄さん、運転手は蘭さん、この二人がずっと一緒に案内してくれるのだ。今夜の宿泊は広州の郊外になるので、１時間くらい走るとのこと。予定よりも１時間半も遅れており先が思いやられる。外は真っ暗で凄い雨が降っているのだ。バスは小さいのでよく弾む、でもこんなものでないのが翌日に知らされる。

元への両替は、少しできるということで３０００円で２００元だった。共通費として集めた２００００円(５０００円／人）から換金する。ホテルに着き、すぐに夕食へ荷物は部屋に運んでくれることになる。遅れたための処置のようだ。今回の食事は中国料理で円卓にでる大皿から各自が採って食べる形ばかり。でてくる料理も野菜が切っていないままの炒め物、小海老や豚、ﾄﾘと野菜ぁの炒め物、川魚のあんかけ風など似たものが多い。味が違っているくらいでおいしいと思われるところは少なかった。ここもあまり合っていなかった。

コップ１杯のビールかコーラが付いているが、足らないので追加注文する。ここは１５元だが、後も１５元か２０元だった。食事を終えて部屋に入り、シャワーをして懇親５０分くらいで０時前に就寝する。雨に始まった１日目だった。

２．広州清遠から桂林へバスの移動

0:30,3:00,5:30目覚め、5:45起床、

　　　　6:40～7:10　朝食、ﾊﾞｲｷﾝｸﾞ　ﾋﾞｰﾌﾝ､ﾊﾙﾏｷ他

　　　　7:35ﾎﾃﾙ発、9:25～9:40ﾄｲﾚ休憩　四会、11:20～11:30ﾄｲﾚ休憩　広寧、

　　　　13:00～13:55 昼食、信都　田舎料理、ﾋﾞｰﾙ　

　　　　15:05～15:15ﾄｲﾚ休憩、15:30～15:40給油、　16:25～16:40ﾄｲﾚ休憩、

　　　　19:10～20:00 夕食陽朔ﾋﾞｰﾌﾝ､他、ﾋﾞｰﾙ

　　　　21:20ﾎﾃﾙ着､両替、21:50～22:20散策、

　　　 0:30 就寝。

　　　　　桂林環球大酒店（HOTEL UNVERSAL GUILIN)

曇り、雨

あまり眠れずに何度も目覚めてトイレに行く、他人と一緒の時は一番気遣う時だが、生理的現象だから仕方なく、如何に物音を立てないように行動するか神経が疲れる。でも、眠りは深いので時間は短いが緊張もあって起きたときはしんどいが、後は元気になるものだ。朝食はﾊﾞｲｷﾝｸﾞでまあこんなものと思う、種類は少なくて、飲み物もｳｰﾛﾝﾁｬだけみたい。ﾖｰｸﾞﾙﾄと牛乳がほしいがないものは仕方ない。食べ過ぎないように少なめにする。

時間通りに揃っていよいよ長距離のバスの旅だ。狭くて窮屈と文句を言うものもいるが、一人で座っているものもいてやや不公平だ。一人参加者に多いのもやむを得ないか。ﾊﾞｽ内で黄さんが自己紹介や旅行の予定など説明する。1965年生まれで、桂林の広西大学をでて昆明に２０年いたそうだ、そして桂林に戻ってガイドの仕事をしている。バツ一で女の子が一人いるそうだ。たぶん奥さん側に引き取っているのだろうが。

行程は清遠（せいとう）から四会（よんかい）、懐集（かいしゅう）、信都（しんと）、賀州（がしゅう）、鐘山（しょうざん）、平楽（へいらく）、茘浦（れいふ、らいふ）、陽朔（ようさく）、桂林に至るのだ。

この地は赤土で痩せている、レンガつくりが多い。亜熱帯なので２毛作できる。草魚や鯉の養殖、ﾕｰｶﾘの木も多い。ｶﾞｿﾘﾝ６５円/L、日本車は人気があるが、新車でホンダシビック６００万円する。学校は５．２．２．４制から、６．３．３．４制に変更された。年２回の学期で、夏休みは５０日９月新学期、冬休みも４週間ある。

信号は少ないがあっても無視する人が結構多い、オートバイも都市部で多くてど真ん中を平気で走る。警笛を鳴らさないと端に寄らないし、それも無視するのも中にはいる。個人主義の中国人がよくわかる。絶対に引き下がらないし、謝らないプライドが高いのだ。トイレ休憩でスタンドに止まる。大便は中に低い仕切りがあるだけで、しゃがんで溝に落とす、時々水が流れてくれるが、臭いのには閉口する。女子トイレも同様で慣れるまでは皆は戸惑ってしまった。でも、不思議とこんなことが続くとやむを得ないのだが文句も言わずに使用するようなる。郷に入っては郷に従うしかないのだ。

道路は舗装が割れて凸凹道になっている場所、工事中で大きい水溜りが連続する沼地のようなところ、地道のままの凸凹道と悪路がずっと続くのだ。バスの揺れも大きく、腰が痛くなるし、胃が下がってしまうような気持ちになる。聞きしに勝る悪路にはこの後、広州に帰るまで何回も経験することになる。

信都というところで昼食、田舎の食堂という感じできれいとは言えない。食事後少しうとうとと居眠りをするが揺れが大きくて眠れない。給油がすぐ後にあるのだが、我侭なおっさんがいて止めてしまった、この後も何回かあったが、この人、子供や年寄りには小銭を与えるが、商品は徹底的に値切ってしまっておばさんを困らせる。一番前の席に居続けて交代しようとしない。独断の多い似非慈善者だ。やや老けて見えたが１７年生まれとか言っていたので若いのだが。

給油場所は決まっているのか、この後すぐに止まる。芝油（軽油）を使うデーゼル車だ。そして、ひたすら凸凹道を走るのだ、運転手さんの腕は、まだいい方だろう。横転したトラックやバン、溝に突っ込んだ車もあった。衝突もあったし、人身事故も帰りに見る。警官のパトロール車は都市部以外ないし、凄い速度で走っているトラックやバイクもある。暮れてきて真っ暗で雨も降っていて昨日と同じく遅くなりそうな雰囲気になった。